第 19 回 FMODD 全体会議・FMODD 10 周年記念シンポジウム

日時: 2024年5月8日(水) 13:00 ~ 5月9日(木) 15:00
場所: 大阪大学中之島センター 10階 (https://www.onc.osaka-u.ac.jp/)

プログラム

5 月 9 日 (水)

演題 演者
12:00 開場
13:00-13:10 はじめに 福澤薫 (大阪大学)
13:10-13:50 基調講演 「FMODD への期待」 田中成典 (神戸大学)
セッション1 創薬、新モダリティ (座長: 渡邉、福澤)
14:00-14:20 「広がる低分子の可能性と、その基盤としての FMO への期待」 小沢知永 (キッセイ薬品工業)
14:20-14:40 「FMO 創薬研究の現状と課題」 福澤薫 (大阪大学)
14:40-15:00 「腫瘍溶解性モルビリウイルスならびに TCR 認識人工ペプチドの探索研究」 川下理日人 (近畿大学)
15:00-15:20 「Integrated Structural Biology in Drug Discovery」 上村みどり (CBI 研究機構/大阪大学)
セッション2 FMO 開発/製剤 (座長: 奥脇)
15:40-16:00 「ABINIT-MP 開発状況: 部分構造最適化、金属原子を含む系の扱い、他」 中山尚史 (CONFLEX)
16:00-16:20 「電子状態インフォマティクス記述子による IFIE-sum の予測と分子スクリーニング」 杉本学 (熊本大学)
16:20-16:40 「製剤設計におけるシミュレーション技術の活用と今後の期待」 東顕二郎 (千葉大学大学院薬学研究院)
16:40-17:00 「製剤設計のためのFMO活用と技術開発」 奥脇弘次 (JSOL/大阪大)
17:00-17:10 写真撮影 1
ポスターセッション
17:10-17:50 ポスターセッション 1 (偶数番号のポスター)
17:50-18:30 ポスターセッション 2 (奇数番号のポスター)
18:45-20:45 懇親会 (2F カフェテリア・アゴラ)

5 月 9 日 (木)

演題 演者
セッション 3 機械学習、AI、統計解析 (座長: 加藤)
9:30-9:50 「シミュレーション連携 WG」 加藤幸一郎 (九州大学)
9:50-10:10 「基盤構築 WG」 本間光貴 (理研)
10:10-10:30 「FMO の MD ダイナミクスの TrpCage による試験計算」 山中 雅則 (日本大学)
セッション 4 MD、PPI、複合体 (座長: 森)
10:45-11:05 「FMO 解析への MD 計算の活用に関する取組み」 森義治 (慶應義塾大学)
11:05-11:25 「MD+FMO 計算によるタンパクリガンド相互作用解析」 宮川柊兵 (大阪大学)
11:25-11:45 「PPI 創薬における FMO 法への期待」 遠藤真弓 (PRISM BioLab)
11:45-12:05 「タンパク質複合体における相互作用の FMO 解析」 新井宗仁 (東京大学)
12:05-12:15 写真撮影2
セッション 5 構造生物学 (座長: 仙石)
13:30-13:50 「立体構造解析法の現状と展望」 仙石徹 (横浜市立大学)
13:50-14:10 「アロステリック型 ERK2 阻害剤の選択性向上に向けた構造知見」 木下誉富 (大阪公立大学)
14:10-14:30 「タンパク質のフォールドを網羅したFMO 計算データの拡充の試み」 髙谷大輔 (大阪大学)
14:30-14:50 「FMODB の開発とデータ収集状況について」 渡邉千鶴 (理化学研究所)
14:50-15:00 閉会の言葉 本間光貴 (理研)

ポスターセッション

ポスターパネルのサイズは、縦 180 cm × 横 90 cm です。

ポスター番号 ポスター演題 氏名 所属
1 Eudragit Eによる薬物溶解性改善機構の解明 齊藤智輝 千葉大学
2 FMO計算によるアミノアシルtRNA合成酵素と阻害剤の相互作用解析 森義治 慶應義塾大学
3 深層学習によるタンパク質-薬物分子間の量子化学的相互作用予測モデルの構築と精度検証 喜多亮介 九州大学
4 生体分子系を対象とした機械学習力場構築に向けたFMOデータと転移学習の有効性評価 松本大夢 九州大学
5 FMO法に基づいた励起状態計算法の開発と応用 藤田貴敏 量子科学技術研究開発機構
6 ジテルペン合成酵素を用いた人工テルペンアナログの創製 福田瑛吾 大阪公立大院理
7 MD-FMO法を用いたp-HLAとTCRの相互作用解析 伊丹すず 近畿大学
8 MDによるIFIEダイナミクスのTrpCageによる試験計算 山中雅則 日大理工
9 MAP2KにおけるGatekeeper メチオニンの役割 祐村清悟 大阪公立大学
10 サングイニスレンサ球菌の線毛先端タンパク質の構造解析とFMO計算 武部克希 岡山大学
11 MD+FMO計算によるタンパクリガンド相互作用解析 宮川柊兵 大阪大学
12 フラグメント分子軌道法によるスタウロスポリンのキナーゼ結合特異性に関する検討 御幡瑠璃 大阪大学
13 マルチスケールシミュレーションによるssPalm脂質ナノ粒子の構造および相互作用解析 小浪なおこ 大阪大学
14 ヒト由来のCYP酵素に強く結合する新規化合物の提案 地村和実 豊橋技術科学大学
15 FMO計算によるヘム鉄を含むCYP酵素と阻害薬間の相互作用解析 名倉由宜 豊橋技術科学大学
16 Znイオンを含む酵素タンパク質への阻害薬のドッキング手法の精度検証 淋代晴菜 豊橋技術科学大学
17 モルビリウイルス属ヘマグルチニンとSLAM複合体構造作成手法の検討と解析 福田健人 神戸大学
18 FMO計算によるフッ素化ビタミンD誘導体とその受容体間の相互作用解析 湯口真行 豊橋技科大
19 フラグメント分子軌道法を用いたSARS-CoV-2スパイクタンパク質のHR1/HR2領域の相互作用解析 阪本直人 近畿大学
20 FMOとMD計算による細胞内光遺伝学ツールMagnets変異体のPPI解析 吉村匡隆 東京大学
21 分子動力学法とフラグメント分子軌道法を用いたHER2-Pertuzumab複合体の相互作用解析 榎本雄介 神戸大学
22 FMO計算によるタンパク質-低分子化合物のインシリコスクリーニングシステムの開発 田中蒼大 大阪大学
23 bulged RNAに対する動的FMO解析およびインシリコスクリーニング 大野 修 大阪大学
24 MD計算とFMO計算を組み合わせたIL-10/IL-10Rの相互作用解析 宮岸 澄真 大阪大学
25 Bacillus megaterium由来スクアレン環化酵素を用いた ドリマン-8α,11-ジオール類の合成 丸野翔輝 大阪公立大学
26 クロマチンダイナミクスと量子コンピューティングにおけるFMO法の応用可能性を探る素案 佐藤昇 大分大学
27 FMO法と機械学習を用いたp38阻害剤活性予測手法の開発 白川純一 大阪大学
28 FMOを基盤とした創薬支援システムQ-AIR 渡邉博文 株式会社ウィズメーティス